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2024.1.14
Client : 株式会社アキウツーリズム

「仙台の奥座敷」老舗温泉町がなぜいま 世界から注目されるのか 秘密をことば化

観光客増加、外資参入増加、鍵はグローバルとデータ利活用

かつて採石業の町として栄え、石材需要の低下とともに、戦後一気に過疎化が進んだ仙台市太白区秋保町(あきうまち)。仙台からは車で約20分。秋保温泉は仙台市民にとってはよく知られた場所。バブル期には施設の拡充が進み、2002年には宿泊客が年間100万人を超えました。

しかし、この年をピークに客足は減少。観光地としての魅力づくりへの模索が続いていました。そうした中で発生した東日本大震災。東北全体に甚大な被害をもたらしました。しかし秋保では、この震災を機にこの場所を訪れる人たちが急増します。年間80万~90万人だった町の日帰り客数は、2017年には160万人以上に増加。

その立役者の一人が地域活性を専門に担う「株式会社アキウツーリズムファクトリー」代表の千葉大貴さん。仙台出身の千葉さんは震災復興に関する様々なプロジェクトを立ち上げ復興事業に奔走する中、秋保の活性化を担うことになります。

「観光地から関係地へ」。

仙台市唯一のワイナリーや古民家を活用したカフェの立ち上げなど、新たな仕掛けづくりは次々と人を引き寄せるエンジンへと変わっていきます。アメリカから有名クラフトビール工場が秋保に進出したり、海外出身アーティストが秋保で事業を興したりと、今、秋保への注目度が高まっています。

ヒットを続ける千葉さんの取り組みには一体どんな秘密が隠されているのか。わたしをことばにする研究所が「ことば化」し、地域創生成功の「型」を浮かび上がらせました。

  • 課題

「地域のグローバル化やベンチャー創業を促す新たな取り組みが急務」

  • 現状

・人口減少、経済停滞など様々な課題を抱えてきた古き温泉街「秋保」

・温泉街を中心とした地域活性化策を様々試みてきたが、持続した活性化に向けては新たな人材の流入が必要

・地域では定住する期間が長いほど評価され、内外から経済的に貢献する新規参入者の定着を阻む

  • わたしをことばにする研究所のアプローチ

・秋保の地域変革のキーマン、千葉大貴さんが実行するインパクトを「ことば化」

・人材を地域への貢献度で評価する新たな試みの可視化

・自社の営業データを地域企業で共有するなど、「面」で発展するDX化の実相を映像化

  • 「ことば化」の結果

・従来のKPIとは異なる、数値化しずらいインパクトを映像化したことで、その価値を理解しやすくなった

・インパクトの映像過程で、取り組みの中心から広がる関係人口の顔が見えるようになり、人材の再評価につながる機会となった

映像制作

「インパクト可視化」編

「ことば化」実施内容(約2ヶ月)

  1. 経営者のヒアリングによる非財務価値の可視化
  2. 経営者・現場社員の活動密着による映像化
  3. 映像視聴による検証
  4. 地域創生を担う参加者たちの知恵出しを行うワークショップを実施

ワークショップ当日の様子

千葉さんの取り組みをことば化した映像を見ることによって、地域創生の担い手としてさらなる行動に繋がる具体的かつ熱量あるディスカッションが行われました。

「ことば化」その後

今、秋保では様々な事業が立ち上がる中、次のステージとなるより大規模な投資が必要となる開発を目指す動きも出てきています。そうした中、千葉さんたちの取り組みをことば化の映像で見た大手金融機関の幹部などが千葉さんや地元の事業者との面会の申し出などに発展しました。